第20巻4333番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4333番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4333番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(追痛防人悲別之心作歌一首[并短歌]) |
原文 | 等里我奈久 安豆麻乎等故能 都麻和可礼 可奈之久安里家牟 等之能乎奈我美 |
訓読 | 鶏が鳴く東壮士の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み |
かな | とりがなく あづまをとこの つまわかれ かなしくありけむ としのをながみ |
英語(ローマ字) | TORIGANAKU ADUMAWOTOKONO TSUMAWAKARE KANASHIKUARIKEMU TOSHINOWONAGAMI |
訳 | 東壮士(あづまおとこ)の妻との別れはさぞかし悲しかったことであろう。別れの年月が長いので。 |
左注 | 右二月八日兵部少輔大伴宿祢家持 |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月8日、年紀、作者:大伴家持、枕詞、悲別、同情、防人歌 |